新型コロナウイルス感染症の拡大による臨時休校や分散登校のため、家にいる機会が増え、家庭学習のやり方に悩んでいるご家庭も多いと思います。
新しく教材を買ったり通信教育を始めたりする考えもありますが、なるべくお金を使いたくないという方も多いでしょう。
ネットを検索してみると、無料で取り組むことができるドリルもたくさんありますが、たくさんありすぎて「どれが本当にいいドリルだろう」と悩んでしまいます。
ここでは、学校の先生が実際に学校の補助教材として活用することが多いドリルサービスを4つ選んで紹介していきます。
ちびむすドリル
幼児教材から中学校まで幅広い学年、多くの教科に対応していることが特徴です。
基礎的な言葉や計算練習から、文章題まで幅広い種類があります。
漢字ドリルは、カラフルでマス目も大きいので、とくに低学年の子どもが書き練習をするのに向いています。
多くの学習ドリルは1枚ずつしか印刷できないものが多いのですが、ちびむすドリルは単元をまとめて印刷できるのが便利です。
「使いやすい」「かゆいところに手が届く」と、全国の保護者や小学校など教育機関の先生方から多数お褒めの言葉をいただいております。目を引く派手さはありませんが、実際にプリントアウトして使ってみるとその使いやすさを実感頂けると思いますので、ぜひご覧になってみてください。
「ちびむすドリル」WEBサイト ご利用ガイド
キッズステップ
2歳〜6歳までと、小学校入学前の学習内容に特化しています。
ですが、1年生の内容も多く含まれていますので、学習の振り返りや定着にも活用できます。
スモールステップを積み重ねて達成感を得られるようになっています。
大きな目標に向かっていく 時、大事なのことは小さな一歩を積み重ねることです。 スモールステップとは、細かな段階をいくつも設定し、それらを小さく乗り越え成功体験を積み重ねることで、目標達成をしていく方法です。 小さい目標を一つずつクリアし、お子さんが「自信」と「達成感」を感じることが子供の成長に大事なことだと考えています。 当サイトでは、一つの学習を幾つかのステップに分けてプリントを用意しています。 お子さんの習得度に合わせて、あせらずに一歩ずつ進めていきましょう。
キッズステップWEBサイト「3つのこだわり」
ぷりんときっず
幼児・小学校低学年(3年生まで)の内容になっています。
短い時間でコツコツできる教材になっています。
特に漢字の学習のプリントが充実しています。書き順までかかれたカラーの練習ページは1枚のプリントに書き順、読み、書き、練習がまとめられ、使いやすいです。
プリントであれば1枚10分、長くても20分で終わります。 たった1日1枚でも6年間積み重ねればその差はバカに出来ません。 「1日1枚」「1日10分」この気軽さが勉強を継続させるコツだと思います。 年齢が上がるにつれ、プリント学習に慣れるにつれ、徐々に2枚3枚と増やして下さい。
ぷりんときっずWEBサイト「運営者からのお知らせ」
特別支援教育 わくわく教材
発達障害の子ども向けの教材です。特別支援学級担任や通級指導教室の担当をしていたWeb管理者が自分の経験を生かして作成した様々な特性の子どもが活用できる教材が掲載されています。
「苦手」を克服しながら取り組める教材になっているので、特別に配慮が必要な子以外にも利用することができます。
子どもと関わる全ての大人たちが,子どもの実態を把握し,支援が必要な子どもに適切に行うことが求められています。そして,実際適切な支援を受けた子どもは,自己肯定感を保ち,社会生活を営めるように成長することできる可能性が広がります。
わくわく教材WEBサイト「特別に支援の必要な子ども達に実態に応じた教材を」
できることを認め,伸ばしたり広げたりすることは,その子どもの生き方に大きなプラスになるでしょう。
ひとりひとりに応じた支援をするためには、教材も同じものを使うことができない場合も多いと思います。
私自身も特別支援学級や通級指導教室で子ども達と接する中で,数多くの自作教材を利用してきました。この自作教材は,担当した子ども達の成長に少なからず役立ったとは思っていますが,これを私と私が担当した子ども達だけのものにすることに違和感を感じていました。
一つのドリルサービスだけで学習を全て完結させることは難しいでしょう。
ドリルの特徴や子どもの習熟度に応じて選び、使い分けることが大切です。