eスポーツに限らず、サッカー、野球、ゴルフ、テニス、スケート、体操、卓球、囲碁、将棋etcありとあらゆるものが、子どもの頃から長時間取り組まないと、オリンピックや甲子園等の大きな大会に出たり、プロになったりすることはできません。
受験も長時間勉強しないと、目標の学校に入ることはできません。
これらは「依存症」ではないのでしょうか。
「本の虫」もある意味依存症ですが、問題にする人がいないのはなぜでしょう。
ゲームに長時間取り組む子どもが多いのは、ゲームが子どもにとって魅力的なコンテンツなので、大きな目標がなくても、夢中になって取り組みたくなるからです。他のメディアやコンテンツに(勉強も含めて)魅力がないだけです。
長時間取り組むと弊害があるのは、ゲームに限ったことではありません。
ゲームだけやり玉に挙がるのは、以前このコラムで述べたように、
新しい娯楽メディアに子どもは飛びつきますが、それに馴染んでいない大人は不安に感じ批判するのです。そして子どもが大人になり、権威をもつようになると、かつて批判された自分の好みのメデイアはオールドメディアになり、それを擁護し、今度は新しいメデイアを批判するようになるのです。
freeduコラム「ゲームはどんどんやらせた方がいい?」から
ということです。
ゲームやスマホだけを規制するのは、スペースノイド、ニュータイプ狩りをする(オールドタイプの)ティターンズのようなものです。
目標を決めて努力することは素晴らしいことです。
テレビゲームに限らず、あらゆるスポーツ、勉学、メディア、コンテンツに対して、どのように接するのがいいのか、一人一人の事情や目標、特性を踏まえて、子どもと大人が話合って決めるべきだと考えます。
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