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教員採用試験を受けなくても、フリーランス教師として、臨時的任用職員、非常勤講師(会計年度任用職員)をすることができます。
- 非常勤講師の任用形態が「非常勤講師」「非常勤嘱託員」と2種類あります
①臨時的任用職員(臨任)
- 正規採用職員と同様の働き方、勤務条件です。
〈種類〉
教諭が産前産後休暇や育児休業を取得する期間に任用する産休補助臨時講師・育児休業任期付講師や、
教諭が病気休職等に入る場合に任用する臨時講師、年度途中に欠員が生じた場合に任用する期限付講師があります。
また、小・中学校で、国語、算数・数学、英語の習熟度別少人数授業などを担当する常勤講師もあります。
〈勤務時間〉
週あたり38時間45分(原則として月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時)
〈基本給与〉
職種や経歴によって異なります。以下は、新卒者がすぐに採用された場合の初任給。
- 給与の他に、一定の基準により扶養手当・住居手当・通勤手当が支給されます。(扶養手当、住居手当については、月の初日に要件を満たしている場合に限り、その月の手当が支給されます。通勤手当については、任用期間に応じて支給されます。)
- 基準日(6月1日、12月1日)に在職した場合に期末・勤勉手当が支給されます。
- 引き続き6ヶ月(日単位)以上の期間を勤務した場合は、一般の退職手当が支給されます。
非常勤講師(会計年度任用職員)
担当する授業の時間数に応じて勤務する講師です。
〈勤務時間〉
担当する授業の時間数(時間割)に応じての勤務です。
〈給与〉
授業1時間につき2,880円(令和2年4月現在)
その他、通勤に係る費用弁償について、常勤職員の例に準じて算定します。
※基準日(6月1日、12月1日)に在職し、当年度6月以上の任期があり、勤務時間が週あたり15時間30分以上ある方には、期末手当が支給されます。
〈休暇〉
1週間の勤務日の日数及び任用の期間に応じ、一定の基準により付与されます。
非常勤嘱託員(会計年度任用職員)
小・中学校で、国語、算数・数学、英語の習熟度別少人数授業などを担当します。
〈勤務時間〉
週あたり30時間(週4日勤務又は週5日勤務)
〈給与〉
報酬月額153,000円~212,000円(令和2年4月時点)
※採用されるまでの職歴等によって上記の範囲内で決定されます。
発令期間に応じて一定の基準により与えられます。
〈社会保険等〉
任用期間に応じて加入できます。