目次
概 要
日 時:2023年1月21日(土)12:30〜16:50
場 所:横浜市立神大寺小学校(ハイフレックス開催)
テーマ:「自律的に学ぶ学習者の育成を目指して〜強化特性と一人一台端末の授業づくり〜」
プログラム
1 オープニングトーク 佐藤幸江(放送大学)
2 挨拶
長谷川春生(日本デジタル教科書学会前会長)
後藤大二郎(横浜メディア教育研究会代表)
今村 俊輔(D-Project関東スプラウト代表)
3 基調講演「Next GIGAを見据えて〜これからの学校,授業〜」
講師 中川一史(放送大学)
4 授業改善セッション「より学習者主体の授業とするための改善」
- 宮﨑憲太『6年算数/データの活用』実践:藤原直樹(横浜市立洋光台第一小学校)
- 松本聖菜『1年生活科/広がれ!笑顔』:近藤睦(横浜市立宮谷小学校)
- NHK for Schoolと授業づくり:安井政樹(札幌国際大学)
5 授業改善セッション「学習者の目線を体験」(2回セッションを実施)
- 国語/学習者用デジタル教科書の活用
浦部文也(横浜市立荏子田小学校),小林祐紀(茨城大学) - 国語/プログラミング教育
永地弘典(横浜市立神大寺小学校),⻑谷川春生(日本デジタル教科書学会前会長) - 社会/デジタル教材の活用
久木隆文(横浜市立仏向小学校),佐藤幸江(放送大学) - 体育/学習者主体の単元計画
今村俊輔(横浜市立茅ケ崎台小学校),金子直也(船橋市教育委員会) - 道徳/ジレンマ教材の活用
安井政樹(札幌国際大学),近藤睦(横浜市立宮谷小学校)
6 クロージング 後藤大二郎(横浜メディア教育研究会代表・佐賀大学)
報 告
当日は,70名近く(約6割が対面)の参加のもと,研究会が開催されました。
例年,D-Project関東スプラウトと横浜メディア教育研究会が協働して開催していた研究会に,日本デジタル教科書学会のご支援をいただき,開催することができました。今回のねらいは,不安と混乱を超え,GIGAスクール構想のめざすところを,再度,共通理解をすることと,1人1台端末環境を生かしての地道な「授業研究」を進めることでした。
授業改善セッションでは,3会場に分かれて実践提案,授業検討を行いました。いずれの会場でも活発な議論が交わされていました。
模擬授業セッションでは,国語における学習者用デジタル教科書の活用,社会におけるデジタル教材の活用,低学年におけるプログラミングロボット,体育の単元計画作成,NHK for Schoolを活用した道徳と,様々な教科・領域における提案がありました。
意欲的な実践者と研究者が共に問題解決的に研修を実施することは,互いのアイデアや考えの交流を生み,次の授業への意欲へとつながる様子が見られました。また,新たなヒューマンネットワークが形成され,今後,継続的に研究していこうという話も聞こえてきました。これらからも,対面開催のメリットとオンラインでも参加できるよさが発揮された会となったと感じました。
次回連絡
次回は令和5年3月10日(金)夜,オンラインにて開催予定です。
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