2019年12月16日 まぐまぐニュースより
この記事では、子どもや保護者にとって、「教師が取るべき態度」について解説しています。
「明るさ」が「軽さ」に見えていないか
大学で、クレームにつながるような事例を扱い、その対応について話し合う場があった。その中で、「『明るさ』が『軽さ』に見えてしまっているのではないか」という発言が出た。まだ社会での現場経験のない学生の発言である。
これは、非常に的を射た指摘である(実際に、今まで教えを受けた歴代の「先生」達に対し、そう見えていたのかもしれない)。
2019年12月16日 まぐまぐニュースより
本人としては、くだけることで「明るくフランク」なイメージを与えて親しみやすさを出したいのかもしれない。しかし、スタートライン自体が保護者から見て十分「下」すぎる。単なる「横柄で無礼でテキトーな人物」に見えている可能性がある(「無礼講」で本当に上司に無礼をしてしまうような人である)。
だから、丁寧すぎるぐらいで丁度いいのである。子どもへの接し方が、そのまま保護者への接し方なのである。
2019年12月16日 まぐまぐニュースより
子どもを尊敬することが学級経営の基本
先生が子どもに対して敬意をもって接することが、子どもにとっての「対人関係の手本」になります。互いに尊重するクラスをつくるためには、まず担任が「子どもを尊重している」態度を取ることが大切です。
だからこそ、子どもには敬語で接することが大切なのです。
低学年の子どもはそもそも敬語を使えないので、担任にタメ口で接してきますが、担任が敬語を使い続けることで、自然に敬語が身につきます。
子どもとの距離を縮めることと、くだけた言葉遣いをすることは違うのです。授業中と休み時間のけじめをつける上でも言葉遣いは大切だと考えます。