2016年7月 キューブランドWeb 堀田龍也先生インタビューより
今の子どもはスマホ・タブレットの普及により、フリップ入力、音声入力が得意です。しかし今後10年くらいは、長文を作成したり、仕事でPCを使ったり、プログラミング(コーディング)する際、キーボード入力はまだ必要不可欠な技術でしょう。
キーボードからの日本語入力は、今社会で働いている大人が皆そうであるように、「どこかで1回きちんと学べば、皆できるようになる」のです。キーボード入力は特別な「能力」ではなく、学校で「経験」を保障すれば、誰でもできるようになり、その後にICTを道具として活用して色々なことができるようになります。「キーボード入力ができない」という部分で子どもたちの可能性の芽を摘んでしまうようなことがあれば、大変もったいない話です。
2016年7月 キューブランドWeb より
低学年の授業であれば、タブレットPCで写真を撮って、友だちに見せて、言葉で説明をするという流れでも当面の学習は成立します。しかし、高学年になって、レポートやプレゼンテーション資料の作成といった論理的な学習内容が組み込まれてきたときに、タブレットPCからのキーボード入力に時間をとられていては、本来の学習の目的は達成されません。
2016年7月 キューブランドWeb より
大学入試ですらコンピューターを使った試験になろうとしています。本格的にICTが教育現場に入ってきている中、キーボード入力がネックになって、本来身に付けるべきものが身に付けられなくなってしまうという本末転倒な状況が生まれてしまっています。
次期学習指導要領が施行されるのは2020年、移行措置は2018年から始まります。
その準備として先生方は、子どもたちにキーボード入力を「体験させる」「できるようにさせる」という感覚を持っておいていただきたいです。
2016年7月 キューブランドWeb より
現実にはキーボード入力を「体験させる」時間がとれないのが実情です。
そこでfreeduでは、キーボード入力を身につけるため、「書写の時間」を活用することを提案します。詳しいことはリンク先コラムをお読みください。
「なぜ今、子どもたちへのキーボード入力指導が重要なのか」2016年7月キューブランドWebインタビューはこちら
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