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「学校の新しい生活様式」とはどのようなものか?

新型コロナウイルス感染拡大防止のため休校していた学校の再会に当たり、文部科学省は5月22日「学校の新しい生活様式」と題したマニュアルを全国の教育委員会に通知しました。

地域の感染リスクを3段階に分ける

政府の専門家会議が示した都道府県ごとの

の区分を参考に、学校がある地域ごとの感染状況を、レベル1~3に分けています。

子ども同士の距離も3段階に

児童生徒の身体的距離については、

を目安とし、それぞれ座席の配置や集会での間隔を空けることにします。
そして、距離確保のために必要ならば分散登校や時差登校をするよう提案しています。

実施できる授業もレベルごとに異なる

授業は近距離で行うことが想定される

について「対策を講じても感染のリスクが高い」とし、

としている。そして休み時間中はトイレが混まないように動線を設けたり、私語を慎むよう指導したりするなどの工夫を求めています。

原則マスク着用、保護者からの申し出で出停扱いに

児童生徒や教職員には常にマスク着用を求める一方、熱中症の恐れがある場合や体育の授業では不要となります。

呼吸障害があるような医療的ケアを必要とする児童生徒は、主治医の見解を保護者に確認した上で登校の判断をすることができます。
登校すべきでないと判断されたり、保護者から感染不安から欠席させたいと申し出があったりした場合は、欠席扱いにではなく、「出席停止」として記録することも可能となっています。

健康観察表で健康状態を把握

登校時、児童生徒の健康状態を把握するため、体温や健康状態を記入した「健康観察表」を毎日記入することになります。家庭で体温や健康状態を確認できなかった児童生徒等については、登校時、教職員が検温及び健康観察を行います。

レベル3、2の地域は、同居の家族にも毎日健康観察を行うようにします。また健康観察は校舎に入る前に行うようにします。


このガイドラインを元に各自治体の教育委員会は授業再開後の感染症対策方針をまとめ、学校に通知することになります。

参考:文部科学省「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル〜『学校の新しい生活様式』〜

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