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PC子ども1人1台、納入未だ2%ながら今年度中に達成の見込み

文部科学省が主導して進めている「GIGAスクール構想」では、子供1人にPC1台”とそのためのネットワーク構築の整備を目指す取組です。
元々2023年までに整備完了の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校やオンライン授業の広がりで教育用端末の需要が高まったため、2020年度末の整備完了に計画が前倒されました。

文部科学省によると、8月末の時点で教育用端末の仕入れ先となる事業者の選定を終えている自治体は全体の48.4%。残る49%も年内には選定を終える見込みです。

一方で、実際に端末が納品された自治体は2%にとどまり、納品完了時期が21年1月以降になる自治体が70.2%を占めるとのこと。7つの自治体では20年度中に納品が間に合わない可能性があります。

教育用の通信環境の整備は、端末よりも進捗が遅れているとのこと。そうした中で、文部科学省は子供の教育を受ける権利を保障できるよう「年度内の整備に向けて自治体や通信事業者などに働きかけていく」としているとITmedia NEWSは報じています。

2020年10月1日 ITmedia NEWS「文科省の“子供1人にPC1台”施策、タイムリミットまで半年 現在の納品状況は2%」

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